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2026.01.23 コラム

2026冬季オリンピックを広告視点で楽しむ!クリーンベニューと街の演出とは

広告から読み解く大会の見どころと豆知識

2026年冬季オリンピックは、2026年2月6日から2月22日までの17日間、イタリアを舞台に開催されます。開催都市はミラノ、コルティナ・ダンペッツォを中心に、複数の都市に競技会場が分散する形が採用されており、これまでのオリンピックとは少し異なる運営スタイルが特徴です。新たな巨大施設を次々と建設するのではなく、既存の競技施設や都市インフラを最大限に活用することで、《環境負荷の軽減や大会運営コストの抑制を図る》こうした考え方は、近年のオリンピックが重視する「持続可能性」を象徴しているといえるでしょう。

一方で、オリンピックは世界中のスポンサー企業の支援によって成り立っている国際的イベントでありながら、競技会場内では企業ロゴや広告表現が厳しく制限されています。その背景にあるのが、「クリーンベニュー」という考え方です。

クリーンベニューとは何か

クリーンベニューとは、競技会場やその周辺を“広告のないクリーンな空間”として保つためのルールです。競技中に企業ロゴや商品名が過度に目に入ることで、選手の集中力を妨げたり、競技そのものの価値が損なわれたりすることを防ぐ目的があります。また、公式スポンサー以外の企業が、あたかも大会と正式に関係しているかのような誤解を与えないようにする狙いもあります。

世界中から注目が集まるオリンピックだからこそ、広告の扱いには特別な配慮が求められます。競技の主役はあくまで選手であり、スポーツそのもの。その純粋な価値を守るために、クリーンベニューは重要な役割を果たしているのです。

会場の外でこそ発揮される広告の役割

では、オリンピック期間中、広告はまったく存在しないのでしょうか。答えは「いいえ」です。競技会場内では表現が制限される一方で、来場者や観戦客が実際に多くの時間を過ごすのは、会場の外に広がる街の空間です。

空港や駅、主要な交通動線、街なかの広場や商業エリアでは、歓迎ムードを高めるビジュアル、分かりやすい案内表示、デジタルサイネージなどの屋外広告が重要な役割を担います。これらは単なる宣伝ではなく、初めて訪れる人々をスムーズに目的地へ導き、街全体で大会を迎え入れるための“環境づくり”として機能します。

街を歩く中で自然と目に入るビジュアルやサインは、オリンピックの高揚感を日常空間へと溶け込ませ、観戦体験そのものをより豊かなものにしてくれる存在といえるでしょう。

クリーンベニューと屋外広告の上手な棲み分け

クリーンベニューの導入は、決して「広告を排除する」ことを意味するものではありません。むしろ、広告が最も効果を発揮できる場所と役割を明確に分けている、と捉えることができます。

競技そのものを伝える空間では、情報を極力シンプルに保ち、選手と競技に集中できる環境を整える。一方で、空港や駅、街なかの主要動線といった会場外エリアでは、屋外広告が来場者の導線をサポートし、街全体の一体感や歓迎ムードを演出します。このような棲み分けがあるからこそ、スポーツの価値を守りながら、都市全体でオリンピックを盛り上げることが可能になるのです。

オリンピックを日常につなぐ「応援のかたち」

オリンピックの感動は、競技の瞬間だけで生まれるものではありません。会場へ向かうまでの道のり、街に漂う祝祭感、ふと目に入るビジュアルやサイン、そうした一つひとつの体験が積み重なり、記憶として残っていきます。

屋外広告は、決して主役ではありませんが、その背景で大会を支える重要な存在です。目立ちすぎず、しかし確かにそこにある広告は、人々の気持ちをそっと後押しし、オリンピックを身近な00sものとして感じさせてくれます。それは、競技場の外から大会を支える、もう一つの『応援のかたち』といえるでしょう。

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