ハロウィンになると、なぜ街はオレンジ色になる?季節を伝える色彩と街の演出

10月が近づくと、街のあちこちにオレンジ色のかぼちゃや、黒や紫の飾りが登場します。
スーパーやショッピングモール、お菓子売り場、飲食店なども少しずつハロウィン仕様に。カレンダーを見なくても、「もうハロウィンの季節か」と感じることもあるのではないでしょうか。
今回は、そんなハロウィンを「色」という少し違った視点から見てみます。
なぜハロウィンは「オレンジと黒」?
ハロウィンを代表する色といえば、オレンジと黒。
オレンジは、かぼちゃや秋の収穫、紅葉などを思わせる色。一方、黒は夜や暗闇を連想させます。(「ハロウィンの起源」については、本コラム2025.09.26「ハロウィンとは?」をご覧ください。)
明るいオレンジと暗い黒という対照的な2色を組み合わせることで、楽しいけれど、どこか怪しげなハロウィン独特の雰囲気が生まれます。
最近では紫や緑、白なども加わり、魔女やおばけ、モンスターをイメージしたカラフルな演出も増えています。
私たちは「色」から季節を感じている
考えてみると、私たちの身の回りには季節をイメージさせる色がたくさんあります。
春なら桜のピンク、夏なら青や水色、秋なら赤や茶色。そしてクリスマスには赤や緑。
季節そのものに色が決められているわけではありませんが、店頭のディスプレイやポスター、商品パッケージなどが変わることで、私たちは自然と季節の移り変わりを感じています。
ハロウィンのオレンジと黒も、その代表例といえそうです。

「季節感」は広告にも
季節に合わせた色やデザインは、広告でもよく使われています。
「ハロウィン限定」「秋限定」と書かれた商品やポスターを見ると、いつもより少し気になってしまうもの。「今だけ」という特別感に加え、見慣れた場所に変化が生まれることで、自然と目に留まりやすくなります。
街にある看板や広告も、情報を伝えるだけでなく、その時々の季節の雰囲気をつくる一部になっているのかもしれません。
今年のハロウィンは「街の色」に注目!
ハロウィンといえば、仮装やお菓子、かぼちゃなどが思い浮かびますが、今年は少しだけ「街の色」にも注目してみませんか?
いつものお店、いつもの道も、オレンジや黒が加わるだけで少し違った景色に見えてきます。
普段何気なく歩いている街の中にも、思っている以上にたくさんの「ハロウィン」が隠れているかもしれません。



