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2024.08.16 コラム

電柱広告は有効?メリット・デメリットや掲出ルールを解説

電柱広告は、公道の電柱を利用した広告で130年以上の歴史があります。地域に密着し、ドライバーや歩行者の道案内として親しまれ、防災面でも活用されています。歩行中や車での移動中に同じ広告が連続していると目に留まりやすく、特にクリニックや店舗への誘導に効果的です。この記事では、電柱広告の効果やメリット・デメリット、掲出ルールを解説します。

電柱広告のメリット・効果

現代の広告は多種多様で、技術の進歩とともにデジタル化が進んでいます。そのため、古くからある電柱広告は認知度向上にはあまり効果がないと思われるかもしれません。しかし、電柱広告が依然として利用され続けているのには、独自のメリットと効果があるからです。ここでは、電柱広告の3つの主要なメリットと効果について解説します。

公道上で不特定多数の人々にリーチできる 

電柱広告は、公道上で不特定多数の人々にリーチできるメリットがあります。例えば駅から施設周辺までの道路に数本の広告を掲出し、矢印で「あと何メートル」と案内することで、視認性が高まり、無意識に記憶に残りやすいです。生活動線上に設置されるため、地域密着性が高く、周辺住民にとって身近な存在となります。

比較的お手頃な料金で掲載できる

他の屋外広告と比較して、電柱広告は設置や維持にかかるコストが低いため、限られた予算で効果的に広告を展開することが可能です。
1本あたりのコストが低いので、数本まとめて広告出稿を検討する企業も多いです。誘導ポイントの起点から実店舗まで、道筋に沿って数本まとめて出稿することで誘導しやすく、より高い効果を発揮します。

実店舗へ的確に誘導できる

電柱広告は、矢印や距離表示で初めて訪れる人でも迷わず実店舗や会社に誘導できます。近年、カーナビやスマートフォンが主流ですが、目的地の細かい入り口はわかりにくいことがあります。電柱広告は、道筋ごとに矢印や距離を表示して案内することで、お客様を正確に導けます。駅周辺の駐車場など、迷わず到着したい場所の案内に多く利用されています。

これらのメリットを理解することで、電柱広告の有効性がより明確になります。

電柱広告のデメリット

電柱広告には多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。地域密着型で不特定多数の人々にリーチでき、案内として効果的で、他の屋外広告に比べて低コストで出稿できるのが特徴ですが、広告効果の測定が比較的に難しく、実際の効果がわからないというデメリットもあります。ここでは、電柱広告の2つの主なデメリットについて詳しく解説します。

掲出する場所によって視認性が確保できない

電柱の前後に障害物または電柱自体に標識などが設置されているなどで目立ちにくくなることがあります。

広告効果の測定が難しい 

電柱広告は視認性が高い反面、具体的な効果を数値化するのが難しいです。アクセス数やクリック数といったデジタル広告のような明確な指標がないため、投資対効果を把握しづらい点が課題です。

これらのデメリットも考慮しながら、電柱広告の利用を検討することが重要です。

電柱広告の主なルール

電柱広告は、公道上に設置される看板広告であるため、広告のデザインや掲載目的には一定の規定があります。自治体によって若干の違いはありますが、基本的なルールが設けられており、これを守らない広告は認められません。電柱広告の主なルールは以下の2つです。

使用できる色数などデザイン規定が設けられている 

使用できる色数などのデザインに関する規定があります。

掲載目的は誘導案内と定められていることが多い

電柱広告は、文字通り公道上に立っている電柱を利用した広告です。屋外広告物であるため掲載目的は自治体が定めたルールに従う必要があり、主に「誘導案内」として利用されますが、一定条件をクリアすればPRと誘導双方の役割で掲出が可能です。電柱広告を誘導目的で利用する場合、以下の情報を明記しなければなりません。

  • 施設(店舗)名
  • 矢印など誘導を示す案内

また多くの人の目に留まる広告は、審査規定(自治体によって異なります。)があり、適切かつ節度を持ったものでなければいけないと定められています。電柱広告は、以上のことに注意して出稿しましょう。

最後に

電柱広告は、地域密着型の広告として多くのメリットを持ちながらも、デメリットやルールを理解して活用することが重要です。効果的に利用するためには、適切なデザインや配置場所を選び、目立ちやすくする連続または複数掲出などの工夫が求められます。また、広告の効果を測定しづらいという課題もあるため、他のマーケティング手法と併用することで、より効果的な広告戦略を実現できます。地域の特性やターゲット層に合わせた電柱広告を活用し、企業や商店の認知度向上に繋げましょう。

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