5月28日は「電柱広告の日」!136年の歴史と進化する電柱広告の魅力

毎日の通勤や買い物の途中、何気なく目にしている電柱広告。実は5月28日は「電柱広告の日」として、正式に登録されている記念日です。
今回はこの記念日の由来とともに、136年にわたる電柱広告の歴史、そして現在の新しい活用法についてご紹介します。
「電柱広告の日」の由来
1890年(明治23年)5月28日、警視庁が東京・麹町界隈の電柱に広告を掲出することを初めて許可しました。これが日本における電柱広告の始まりとされています。
この歴史的な日を記念し、全国の電柱広告事業者約400社が加盟する全国電柱広告連合会が「電柱広告の日」を制定。2022年に日本記念日協会により正式に認定・登録されました。
街角で静かに、しかし確実に情報を届け続けてきた電柱広告。その歩みは、日本の広告史そのものでもあります。
電柱広告の歴史 ― 明治から令和へ
【明治:はじまりは「ガラス行燈」】
電柱広告の原点は、意外にもおしゃれなものでした。初期の広告は三角形の三面ガラス行燈型。夜になると内部の灯りで広告面が浮かび上がる、当時としては画期的な仕組みでした。
1901年(明治34年)には「合資会社電燈廣告社」が設立され、電柱広告が一つの事業として確立されていきます。
【大正~昭和:素材と技術の進化】
その後、電柱に直接ペンキで描く「電柱塗広告」の時代を経て、トタン板やメラミン焼付塗装へと改良が重ねられました。安全性や美観への配慮が進み、現在の広告板に近い形へと進化していきます。
高度経済成長期には、安価で地域密着型の広告媒体として中小商店を中心に爆発的に普及。病院・薬局・不動産店など、地域の暮らしに欠かせない情報を届ける存在になりました。
【令和:デジタル時代でも変わらない強み】
現在では、インクジェット印刷による高精細なデザインや、LEDを活用した発光型広告(エミライト)など、技術面でも大きく進化しています。

電柱広告の種類 ― 2つの基本タイプ
電柱広告には、大きく分けて2つのタイプがあります。
【突出広告】
電柱の側面から横に張り出す形式の広告です。高い位置に設置されるため、車や自転車からの視認性が高いのが特徴。遠くからでも目に入りやすく、道案内や誘導にも効果的です。
【巻付広告】
電柱に直接巻き付けるタイプの広告です。歩行者の目線の高さに設置されるため、じっくり読んでもらいやすいのがメリット。店舗名や電話番号など、詳しい情報を伝えるのに向いています。
電柱はおよそ30m間隔で設置されているため、複数本に連続して広告を掲出することで、目的地までスムーズに誘導できるのも電柱広告ならではの強みです。
進化する電柱広告 ― 広告だけじゃない、新しい活用法
近年、電柱広告は「商業広告」の枠を超え、さまざまな分野で新たな活用が広がっています。
【防災・公共情報の発信】
自治体と連携し、電柱広告板に想定浸水深や避難場所の方向を表示する取り組みが各地で進んでいます。日常的に目にする電柱だからこそ、いざという時に「見たことがある」情報として役立ちます。
【電柱ラッピング】
電柱全体をフィルムで包み込む「電柱ラッピング」は、高い視認性とインパクトを兼ね備えた新しい手法です。地域のイベント告知やブランディングに活用されています。
【推し活・地域振興】
地元スポーツチームの応援広告や、ご当地キャラクターとのコラボなど、地域を盛り上げるツールとしても電柱広告が注目されています。
【デジタルとの連携】
広告面にQRコードを掲載し、Webサイトやクーポンページへ誘導するなど、アナログ×デジタルの相乗効果を狙った活用も増えてきています。
まとめ ― 街角の小さな看板が届ける、大きな価値
明治23年に始まった電柱広告は、136年の時を経て、今なお私たちの街の中で静かに、しかし確実に役割を果たし続けています。
- 地域密着 ― 届けたいエリアにピンポイントで情報を届けられる
- 低コスト ― 月々数千円から始められる、中小事業者にもやさしい広告媒体
- 高い誘導力 ― 連続掲出で目的地まで自然に導く
5月28日の「電柱広告の日」をきっかけに、ぜひ街を歩くとき、電柱広告に注目してみてください。見慣れた風景の中に、新しい発見があるかもしれません。
電柱広告の掲出に興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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